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アザール「ハーランドには敬意を持っている。でも彼は僕がフットボールを見る理由にならない」

元ベルギー代表MFエデン・アザール氏が、自身が好む選手像について見解を述べている。

昨季限りで現役を引退したアザール氏は、チェルシー時代のチームメート、ミケル・ジョン・オビ氏のポッドキャストの番組に登場。そこでフットボール観戦の意欲をかきたてる選手のタイプについて語った。

アザール氏が好むのはやはり、現役時代の自分と同じように想像的なプレーを見せる選手であるようだ。同氏はエンバペとハーランド、クリスティアーノ・ロナウドとメッシらを比較しながら、自分好みの選手を浮き彫りにしていった。

「エンバペとハーランドはタイプが違う選手だ。ハーランドについて話すならば、彼は各シーズンに50ゴールを決める。プレーの良し悪しに関係なくね。そんな選手は見たことがない。彼は毎試合3ゴールを叩き込んでいるし、エリア内で止めることは不可能だ」

「エンバペとヴィニシウスもまた異なる選手だが、ヴィニシウスは彼のレベルまで到達できると思う。バロンドールを獲得できるかは分からない。でも彼はトップの選手で、エンバペと同じレベルになり得るよ。あと僕は、ロドリゴの大ファンでもあるよ」

「至高の選手? 僕にとってはメッシこそが至高だ。“フットボール”について話すならばね。クリスティアーノ・ロナウドはゴールを決める、タイトルを獲得するためには最高だよ。マシーンのようなタイプだね。今は39歳だけど、ゴールを決め続けているわけだし。でも自分のプレースタイルからすれば、やっぱりメッシなんだよ。僕にとってはジダン、その次にオビ・ミケルとメッシだ(笑)」

「バロンドールについては、今は多くのゴールを決めるか、チャンピオンズで優勝する選手が獲得できる。現在の世界最高の選手を挙げるとしたら……分からないよ。ハーランドは素晴らしい。チャンピオンズを勝ち取ったし、バロンドールに値するだろう。でも僕にしてみれば、彼はフットボールの選手として……僕がフットボールを見る理由にはならない。僕もゴールを決めるのは好きだし、もちろん彼のことを尊敬している」

「だけど、僕はハーランドを見るためにフットボールを見ているわけじゃない。僕がフットボールを見るのは、ベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、ベリンガム、グーリッシュらのプレーを目にするためなんだ」

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