Arsenal boss Mikel Arteta with Kai HavertzGetty Images

決勝弾のハヴァーツをファンの前へ…アルテタも大満足!「難しい時期でも逃げ隠れもしなかった」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、決勝点を奪ったMFカイ・ハヴァーツに賛辞を送った。

今季チェルシーからアーセナルへと加入したハヴァーツ。しかし公式戦19試合でプレミアリーグ第7節のボーンマス戦(4-0)でPKから奪ったゴールのみにとどまり、現地では批判も浴びていた。さらに11月のインターナショナルウィークでは、ドイツ代表で左サイドバックとして出場するなど、24歳MFの起用法には大きな注目が集まっている。

そうした中、アーセナルは25日に第13節でブレントフォードと対戦。ベンチスタートとなったハヴァーツだが、スコアレスで迎えた79分からピッチに立つと、終了間際にブカヨ・サカのクロスからヘッドを叩き込んだ。これが決勝点となり、1-0の勝利に導いている。

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この勝利で勝ち点を30まで伸ばし、プレミアリーグの首位に立ったアーセナル。アルテタ監督は試合後、アウェイまで訪れたファンへハヴァーツへの声援を求めていたが、試合後の会見でも選手を称えている。

「物事が楽になっていくと、人はだんだんその価値を感じなくなるものだ。もし今日の試合がもっと簡単に進んでいたら、彼は今日受けたような歓声を浴びていないと思う。みんなが彼を抱きしめ、どれほど愛しているかを伝えていた。それには理由があるよ。なぜなら、困難な時期の彼の振る舞いは素晴らしい模範だからだ。苦しいことに直面したときのね。彼のようなビッグプレイヤーがいること以上に嬉しいことはないよ」

そして、ファンの前までハヴァーツを連れて行ったことについては以下のように答えた。

「(称賛に)十分に値するし、難しい時にも逃げ隠れもせず、立ち向かい、やり遂げたんだ。だからこそ今、美しい瞬間に直面している。彼はそれを受けるにふさわしかった。でも自分から受けようとしないのはわかっていたし、私が送り出すしかなかったね!」

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