元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏が、フランクフルトMF長谷部誠の現役続行を願っているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。
2014年に加入したフランクフルトで公式戦270試合以上に出場し、DFBポカールやヨーロッパリーグ制覇を達成してきた長谷部。1月には39歳となった元・日本代表キャプテンだが、全く衰えを感じさせない活躍が続いており、ケガから復帰後の直近3試合はすべてフル出場している。
そんな長谷部だが、毎年のように将来が話題に。さらに1年現役を続けるか、スパイクを脱いで指導者の道へ進むか、ドイツでもその決断に大きな注目が集まっている。そして今年1月には「フィーリングが良ければ続けます。良くなければ辞めます」とし、3月中に答えを出すと明かしていた。
しかしドイツ代表のレジェンドは、まだまだ戦えると感じているようだ。長谷部がフル出場した先日のDFBポカール・ラウンド16のダルムシュタット戦(4-2)を『ARD(ドイツ公共放送局)』で解説していたシュヴァインシュタイガー氏は、試合中に「もし長谷部が今のプレーなら続行、続行、続行だ!」と興奮気味に語っていたという。
また「まるでレオナルド・ボヌッチのようだね」とし、イタリア代表やユヴェントスで長らく活躍し、EURO優勝や9度のセリエA制覇を達成してきた35歳DFのようなプレーだと絶賛している。
ドイツ代表として3度のワールドカップ出場、2014年大会の優勝メンバーであるシュヴァインシュタイガー氏。1つ年上の日本のレジェンドには、来季もプレーしてほしいと考えているようだ。




