元ナポリのスロヴァキア代表MFマレク・ハムシクが、スウェーデン1部のヨーテボリと契約し、欧州復帰を果たした。クラブが8日、公式メディアを通じて発表した。
2007年夏にナポリに加入したハムシクは、11年半にわたってナポリの中心選手として活躍。時にはミランやユヴェントスなど名門クラブからオファーが舞い込んだこともあったが、常にナポリへの忠誠を尽くし、クラブのバンディエラとしてファンに愛された。2019年冬からは、中国スーパーリーグ（CSL）の大連一方でプレーをしていたが、今冬に中国のクラブを退団し、ヨーロッパ復帰を模索していた。
当初、報じられた故郷スロヴァキアのスロヴァン・ブラチスラヴァ復帰は実現しなかったが、大連でチームメートだったFWサム・ラーションの古巣ヨーテボリ行きが現実となった。クラブは8日、今年8月末までの契約でハムシクを獲得したことを発表。ヨーテボリのポントゥス・ファルネルドSD（スポーツディレクター）がコメントを残した。
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「最初の接触から良い対話を続けてきた。我々のフットボールに対する考えにも同意があった。マレクはプレーするためにここへやって来て、モチベーションは高い。彼は、ヨーテボリが目指すものを象徴しているような選手だ。クオリティやカリスマ性、情熱、プロフェッショナルな姿勢があり、唯一無二の選手と言える」
なおヨーテボリは1904年創設のスウェーデンの強豪。リーグ優勝21回を誇るFWズラタン・イブラヒモヴィッチの古巣マルモに次ぐ、18回の優勝を記録しているが、最後のリーグ制覇は2007年に遡る。
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