マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドは、レアル・マドリー戦で厳しい戦いを強いられたようだ。
今季マンチェスター・Cに加入すると、すぐさま驚異的なペースでゴールを量産したハーランド。プレミアリーグではわずか32試合でシーズン最多得点記録を更新(35)すると、イングランドトップリーグの選手としては92年ぶりシーズン50ゴールを達成。エースとして強烈なインパクトを残している。
そして9日、マンチェスター・Cはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでレアル・マドリーと対戦。ハーランドはこの試合でも先発したが、アントニオ・リュディガーとダヴィド・アラバの徹底マークに苦しみ、なかなかチャンスシーンに絡むことはできず。試合は1-1のドローに終わった。
データメディア『Opta』によると、ハーランドはこの試合でチーム最多シュート(3)を記録した一方で、タッチ数(21)とパス本数(12)がGKエデルソンよりも低いチームワーストの数字に。そして『GOAL』グローバルの採点でも、チームワーストとなる「5」となった。
「リュディガーとアラバとマッチアップ。リュディガーは徹底マークで張り付き、アラバは彼のシュートをブロック。どのシュートも(GKティボー)クルトワを苦しめることができなかった」
一方でリュディガー、アラバは共に「7」と高評価に。リュディガーは「試合を通じてハーランドへの対応は素晴らしかった」とし、アラバは「ハーランドの明確な決定機で素晴らしいブロック。常に落ち着いていた」と両者の対応を称賛している。
敵地サンティアゴ・ベルナベウでは苦しんだハーランド。17日のホームでのセカンドレグでは、決勝に導くゴールに期待がかかる。
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