スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、バルセロナのボルシア・ドルトムントFWアーリング・ハーランド獲得報道について言及している。スペイン『マルカ』が報じた。
バルセロナはこの冬か来夏移籍市場でハーランド獲得実現を目指しており、そのために代理人のミノ・ライオラ氏と継続的にコンタクトを取っていることが報じられる。しかしながらテバス会長は、ライオラ氏が受け取る高額なコミッションや人件費の逼迫によって、バルセロナが「獲得できるとは思えない」との見解を示した。
「経済面の数字的にハーランドを獲得できるとは思えない。ライオラはキャンディを売っているわけではない。本当に高く売りつける人間だ。バルセロナの人件費的に、ハーランドを獲得するのはとても難しいことだ」
テバス会長はまた、レアル・マドリー、バルセロナ、アスレティック・ビルバオの3クラブが、ラ・リーガとCVCキャピタルパートナーズの資金調達合意案を正式に訴えたことについても言及した。
「バルサはCVCと話をしているはずだがね。しかし、どこまで深く話し合っているかは分からない。私たちはレアル・マドリーからの訴えにもう慣れてしまっている。これまで、テレビ放映権を中心として50件近く訴えられてきたが、しかし彼らが勝訴していれば私はここにいないよ」
「チャンピオンズ抽選会のミスについてレアル・マドリーが怒っている? ソフトウェアの仕組みは分からないが、エラーが起こる前までの対戦カードは維持されるべきだったろう。しかしレアル・マドリーがより注目を集める対戦カードを求めているならば、ベンフィカ対マドリーよりPSG対マドリーの方が良かったはずだろう……」


