Erling Haaland, Borussia Dortmund, Bundesliga 2020-21Getty

フランクフルト戦が致命傷に?ドルトムント、CL出場権逃せばアーリング・ハーランドは売却か

ドルトムントFWアーリング・ハーランドを巡る状況について、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者が伝えた。

今季も公式戦32試合で33ゴールと圧巻の活躍を続けるハーランド。20歳のノルウェー代表FWには当然のように世界中のビッグクラブが目をつけており、何度も移籍の話が報じられてきた。先日からは、代理人のミノ・ライオラ氏と実父アルフ・インゲ・ハーランド氏がスペインやイギリスを飛び回り、バルセロナ、レアル・マドリー、リヴァプール、チェルシー、マンチェスター両雄の関係者と話し合いの場を持ったことが伝えられている。

そんな中、ドルトムント選手部門の責任者であるセバスティアン・ケール氏は3日のフランクフルト戦(1-2)後にコメント。「私たちの立場は明確だ。アーリングありきでプランを立てている。ミノと彼の父親と、とても、とても良い話ができた」と残留を示唆している。

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ロマーノ記者によると、ケール氏が語ったように、ドルトムントはハーランドをもう1シーズン残留させることを望んでいるという。しかし、選手が熱望するチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合は、残留が難しくなるようだ。ライオラ氏と5つのメガクラブとの交渉は第1段階だが、すぐにでも前進する可能性があるという。

3日のブンデスリーガ第27節で、4位フランクフルトに1-2で敗れた5位ドルトムント。直接対決に敗れたことによって差は「7」にまで広がるなど、来季CL出場権獲得は非常に難しい状況に追い込まれている。今夏の売却価格は1億5000万ユーロ(約195億円)以上と見られる中、ドルトムントはハーランドを手放さざるを得ない状況に陥るかもしれないようだ。

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