アーセナルFWヴィクトル・ギェケレシュについて、イギリス『スカイスポーツ』の記者が持論を展開した。
今夏の移籍市場で、スポルティングCPから最大7300万ユーロ(約134億円)とされる移籍金でアーセナルに加入したギェケレシュ。昨季54ゴールを奪ったストライカーは大きな期待を背負って加入したが、新天地では苦戦を強いられている。ここまで19試合に出場して6ゴール、11月頭からはノーゴールが続いている。
13日のプレミアリーグ第16節ウォルヴァーハンプトン戦(2-1)でも、81分間のプレーでノーゴールに終わったスウェーデン代表FWについて、『スカイスポーツ』のニック・ライト記者が持論を展開。「ギェケレシュの苦戦はポジションを危うくする」とし、以下のように分析した。
「ミケル・アルテタは、ギェケレシュを批判する人に対して『彼のことは放っておいてほしい』と訴えた。彼がこのストライカーを擁護するのはこれが最後ではないだろう。彼の苦戦はこの試合でも続いている」
「チャンピオンズリーグのクルブ・ブルッヘ戦も悔しい結果に終わったが、この試合ではゴールどころかボールに近づくことすらままならなかった。前半のタッチは5回のみ。ブカヨ・サカが作ったチャンスにも合わせられていない」
「アーセナル加入後数カ月で彼が窮地に陥ったのは初めてではない。確かに負傷は不運だったが、19試合でわずか6ゴールにとどまり、プレー全体への貢献度も控えめであることを考えると、まだ評価は下せないだろう」
「アルテタは再びガブリエウ・ジェズスを起用可能になり、カイ・ハヴァーツもそう遠くないうちに9番を争うことになる。ギェケレシュは、彼らを寄せ付けないほどの力を発揮できるのだろうか? この試合では試合が進むにつれて調子を上げている。しかし、またしても答えよりも多くの疑念を残している」




