josep guardiolaGetty Images

ペップ、レアルが劇的勝利を繰り返す理由を説明「彼らには0-3でもボールを嫌がらない選手たちがいる。モドリッチ、ベンゼマは『俺はここにいるぞ』と言ってのける」

マンチェスター・シティは26日にチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、ホームでのレアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督は、レアル・マドリーがなぜ劇的勝利を繰り返せるのか、その理由について自身の見解を示している。

グアルディオラ監督はこの会見でも、自分に関係がないと思える質問をパスしながら、話せるときにはまくしたてるように言葉を紡いでいった。テーマの中心はやはり、マドリーがPSG戦、チェルシー戦でくり返いた劇的逆転勝利を果たせる秘訣についてだ。

「良いプレーをせず勝つことについて? 私はその議論について意見を持っていない」

「ハーランドみたいな若いスター選手たちは現在、マドリー移籍を望んでいるのではないか? まったく分からない」

「ジダンのマドリーと現在のマドリーの違いについて? 2020年のノックアウトラウンドはとても均衡し、ディテールが勝敗を分けた。私が見た現在のマドリー、とりわけ昨日見たことだが、彼らは威風堂々とした選手たちを揃えているんだよ……まったく。彼らには0-3という困難な状況で指を立たせて、俺はここにいるぞと言ってのける選手たちがいる。彼らはほかの選手とは違い、ボールを嫌がらない。モドリッチ、クロース、カルバハルにアラバ、それともちろんベンゼマ……彼らはボールを求めるんだ」

「マドリーの逆転勝利が運だって? 彼らの持つクオリティーは偶然などではない。偶然でも運でもないんだ。彼らはあらゆるレベルが高い。人々が運を持っていると言っているとしたら、まったくそういうことではない」

グアルディオラ監督はまた、クラブや選手たちの歴史・経験が試合にどれだけ影響するのかを問われて、次のように返答している。

「欧州カップ戦におけるマドリー、シティのそれぞれの歴史を変えることはできない。しかし明日は11人対11人でプレーする。相手の選手たちは決勝も含めて、こうした状況を何度も経験して、勝利をつかんできた。私たちにはそうした経験が欠けている。しかし、彼らにだって私にはない問題があるのかもしれない」

「あらゆるゲームプランを組み立てられるが最終的な勝負は11人対11人で、選手たちのクオリティーが、メンタルの強さが勝敗を分ける。カルロ(・アンチェロッティ)も私も、どちらもこの試合の勝者にはならない。勝者になるのは選手たち、ピッチに立つ者たちなんだよ」

「例えばヴィニシウスだ。彼はまだ21歳だが多くの批判を浴びてきて、今季ファンタスティックな活躍を見せている。代表でもプレーしているね。ときに私たちは、あまりに早く選手たちを批判してしまう。彼はまだ21歳で、素晴らしいチームの一員で、その活躍ぶりは数字が物語っている。私たちは学び、成長している途中なんだよ」

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