マンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の後任としてチェルシーのエンツォ・マレスカ監督をリストアップしているようだ。
2016年にマンチェスター・Cの指揮官に就任すると、これまで558試合を指揮してきたグアルディオラ監督。6度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝、4度のリーグカップ制覇など、これまで同クラブに数々のタイトルをもたらしてきた。
そんな54歳の指揮官だが、2024年11月に2027年6月までの新契約を結んでいる。しかし『The Athletic』の著名記者デイヴィッド・オーンスタイン氏によると、グアルディオラ監督は今季がマンチェスター・Cでのラストシーズンになる可能性が高まっている模様。正式な決定は、シーズン終盤に近づくにつれて下されることになるようだ。
そしてクラブ側は、グアルディオラ監督が退任する場合に備えて後任を数名リストアップしている模様。その中でも、現在チェルシーを指揮するマレスカ監督が有力候補に挙がっていると伝えられている。
マレスカ監督は、2020-21シーズンにマンチェスター・CのU-21チームを指導した後、2022年夏にはトップチームのアシスタントコーチに就任、グアルディオラ監督とも1シーズン共闘している。昨季チェルシーをUEFAカンファレンスリーグとクラブワールドカップ制覇に導いた45歳だが、現行契約は2029年まで。しかし先日、エヴァートン戦の勝利までは「加入して以来最悪の48時間だった。誰もサポートしてくれなかったからだ」とコメントして物議を醸すことに。また、秋には代理人を“スーパーエージェント”として知られるジョルジュ・メンデス氏に変更しているようだ。
なお今年5月、グアルディオラ監督は『ESPN』のインタビューで「シティとの契約が終わればストップするつもり。間違いなくね。引退するかはわからないけど、少し休むつもりだよ」と語っている。




