マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025への思いを語っている。
これまで指揮官として、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・Cを率いてきたグアルディオラ監督。3度のチャンピオンズリーグ制覇や6度のプレミアリーグ優勝、ラ・リーガとブンデスリーガを三連覇、CWC4度優勝など数々のタイトルを掴んできた指揮官だが、将来的に南米で指導する可能性を否定しなかった。
現在CWCに参加中のグアルディオラ監督は、南米チームのパフォーマンスやサポーターの姿勢に感銘を受けた模様。22日のアル・アイン戦前の会見で、南米で指導する可能性を問われて「なぜダメなんだい?」とし、CWCへの思いを語っている。
「フットボールの歴史上、南米には素晴らしいことがたくさんあった。特にブラジル、コロンビア、アルゼンチン、ウルグアイだね。どの国でも素晴らしい出来事があった。最高の選手たちは南米から生まれ、そのほとんどは経済的に恵まれたヨーロッパにやってきている」
「この大会で南米のチーム、別の大陸のチームと対戦するのは最高だ。彼らのチャレンジや戦い方、試合の見方もね。守備のやり方には感心するよ。そしてボカ・ジュニオルスのゴールの時は、毎回世界が終わってしまうようだった。すごいよね。スタイルもやり方もそれぞれ違う。本当に、本当に素晴らしいよ」
「どの試合もタフなのは良いことだね。本当にタフなんだ。1~2試合を除いてどれも接戦だ。みんなは『ヨーロッパのチームが負けたんだ』と言う。ああ、そうだね。ようこそ現実の世界へ。友よ、ようこそこの世界へ。ただお腹をすかせているだけで、何が起きているのか見ていないようだ」
またグアルディオラ監督は、「南米のチームにとってはこれが最大の大会になるかもしれない。ヨーロッパのチームにとっては、これはワールドカップ。幸運にも監督として4回出場してきたが、4回優勝できた。ブラジルでは1週間カーニバルのように踊り明かすだろう。大陸間や文化の違いだね」とし、こう続けた。
「ここでベストを尽くしたい。この瞬間を楽しみたい。4年に一度しか来られないんだからね。良い結果を出して、決勝に進みたい」






