マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナに対する愛情を語っている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
バルセロナの下部組織出身であり、選手、監督として同クラブのトップチームで大きな足跡を残したグアルディオラ監督。リヴァプール戦の前日会見に出席した同指揮官は、自身の心のクラブがシティでもバイエルン・ミュンヘンでもなく、バルセロナであることを改めて表明している。
「そう認めざるを得ない。バルセロナは私の人生の一部だ。ボールボーイをしていた頃から、青春時代からのことなんだよ。バルセロナこそが私の心のクラブなのさ」
「すまない。しかし、実際にそういうことなんだ。バルセロナは、私にとって特別だ。あそこは私の家であり、選手、監督としてチャンスを与えてくれた。私はあそこで育ったんだ」
「バルセロナが私にしてくれたことについて、いくら感謝しても足りないよ。あそこでは監督として絶対に忘れられない4年間を過ごした。信じられない経験をさせてもらったんだ。1秒たりとも、何にも変え難い日々を過ごさせてもらった」
グアルディオラ監督はバルセロナのトップチーム指揮官となったシーズンに、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ(CL)の三冠を達成。4年間でラ・リーガを3回、CLを2回制するなど驚異的な成績を残した。そして、当時レアル・マドリーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督との間に生まれた激しい対立関係は、いまだ多くの人々に記憶されている。
「あのレアル・マドリーとの4連戦も、マヌエル・ペジェグリーニと戦った日々もファンタスティックだった。本当に素晴らしい思い出ばかりだ。私、いつだってバルセロナのことを思っている。ジョゼ・モウリーニョとのライバル関係は本当に良かったね。私は自分自身のことを多く学んだ。監督として成長を果たせたんだ」
「彼が監督としての私をさらなる高みに導いた。チームをさらなる高みに導いてくれたんだ」




