マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、今季プレミアリーグで監督交代が相次いでいることに言及した。
2016年からマンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督。これまで4度のプレミアリーグ制覇やリーグカップ4連覇など数々のタイトルをもたらしてきたが、就任7シーズン目の今季も1試合未消化ながら首位アーセナルを8ポイント差で追いかけるなど、激しい優勝争いを繰り広げている。
そんなマンチェスター・Cとアーセナルが牽引する今季のプレミアリーグだが、すでに1シーズンでは過去最高の12名の監督が解任に。先日にはチェルシーがグレアム・ポッター前監督を解任し、フランク・ランパード氏が暫定監督に就任するなど、2度目の指揮官交代を行った。
その件について問われたグアルディオラ監督は、「結果は重要だが、それは計画がうまくいくかどうか。私が若かったころ、この国では常に監督を続投させ続ける伝統があった。だが今ではオーナーも変わり、多くのプレッシャーに巨額の投資もある……一方では、私も理解しているよ」と自身の見解を述べた。
「誰もがプレッシャーを感じている。監督も、役員もね。みんなより良くなれることを、何かを変えることを信じている。それがうまくいくこともあれば、そうではないときもある。監督はみんな理解しているよ。うまくいかないときは常にリスクを負うことになる」
これまでバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンとビッグクラブを指揮してきたグアルディオラ監督。「解任の経験がないのはクラブを去るタイミングを見極めてきたことも理由の1つか?」と問われると、“秘訣”を明かしている。
「秘密を教えよう。我々は試合に勝っている。もし試合に勝てなければ、私も解任されるだろうね」
「私の髪が他の人より素敵だからじゃないんだ。私が解任されないのは、多くの試合に勝っているからだ」

