AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ最終節が9日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとイースタン(香港)が対戦した。試合は川崎Fが4-0でイースタンを下し、決勝トーナメント進出を決めた。試合後、川崎Fの選手たちがグループステージを振り返った。
MF大島僚太は「勝てば自力で行けるとミーティングでも言われていたので、勝てて良かったなと思います」と、グループステージ突破を喜んだ。自身も5日に行われた明治安田生命J1リーグ第10節・アルビレックス新潟戦で復帰。この試合ではMF中村憲剛やMF家長昭博が復帰するなど、負傷者が戻りつつある。ただ「崩すところのコンビネーションが、ちょっとズレるなど、完璧はまだかな」と、本調子となるのはこれからという認識を示した。
それは昨季と比べてということなのだろうか。その問いに、大島は「去年のイメージは確かにありますが、メンバーも違いますし、監督も違う。その良さの出し方が去年と違うのは当然なので、そんなに去年のことに引っ張られることはないかな」と説明した。
グループステージ突破の要因を聞かれた奈良は、アウェイで勝ち点1を取れたことが大きかったと語る。前回のイースタン戦では自身が退場となり、チームに迷惑を掛けたことを反省しつつ、「1試合1試合の積み重ねが、ここまで可能性をつなぎ止めらた。そういう諦めない気持ちとか、アウェイでのしぶとさとか、そういう部分がグループステージを通してあった」と振り返った。
また、57分から出場したMF家長は「久しぶりに公式戦の雰囲気を味わえて良かった」と充実感を見せるも、自身のコンディションについては「まだ1週間ちょっとしか練習してないので、まだまだ」と語った。また、決勝トーナメントに向けては「長く現役をやってますけど、こうやってACLに出場したり、決勝トーナメントに行けたりすることは多いようで少ないと思うので、貴重な大会。みんなで大切に戦っていきたい」と意欲を示した。
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