20210509 Arjen RobbenGetty Images

元オランダ代表ロッベンが2度目の現役引退…昨季に古巣フローニンゲンで現役復帰も

元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが2度目の現役引退を表明した。

2019年夏に長年過ごしたバイエルン・ミュンヘンを退団して、35歳でキャリアに終止符を打つことを発表したロッベン。その後、再びピッチに立つことを度々仄めかしてきた同選手はその1年後、プロとしての第一歩を踏み出した古巣フローニンゲンで現役生活を再開することを決断する。

しかし、2度目の現役生活の大半は負傷に泣かされることに。9月の現役復帰初戦で負傷すると、4月まで長期離脱を余儀なくされたが、5月にケガから復帰して2アシストを記録したエメン戦後に涙を流しながらプレーできる喜びやオランダ代表復帰への意欲をのぞかせる発言を残していた。そして、5月19日のユトレヒトには主将としてフル出場を果たしたが、これが現役最後の試合になったようだ。

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37歳のロッベンは、自身の『Twitter』で先に発表されたフローニンゲンからの声明を認める形で「親愛なるフットボールの友人たち、私はフットボールキャリアを止めることを決めた。とても難しい選択だった。みんなからの心温まるサポートに感謝したい」と綴った。

16歳の2000年12月にフローニンゲンでファーストチームデビューを飾ったロッベンは、その後PSV、チェルシー、レアル・マドリー、バイエルンとヨーロッパのビッグクラブを渡り歩き、その間1度のチャンピオンズリーグ制覇や各クラブで計12度のリーグ優勝など数々のタイトルに恵まれた。また、オランダ代表としては96キャップ、37ゴールを誇り、2010年ワールドカップ準優勝、2014年大会で3位に輝いた。

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