フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、パリ・オリンピックへの出場に意欲を示している。
今季アトレティコ・マドリーでラ・リーガ全試合に出場、15ゴール17アシストと見事なパフォーマンスを披露したグリーズマン。2014年にデビューしたフランス代表でも長年主力であり続け、2018年ワールドカップ制覇や2021年のUEFAネーションズリーグ優勝の立役者に。これまで120キャップを数えるなど、“レ・ブルー”に欠かせない存在として活躍を続けてきた。
そんな32歳となったグリーズマンだが、まだまだフランス代表としてプレーを続ける考えのようだ。記者会見で来年夏のパリ・オリンピック、さらには2026年ワールドカップへの出場について問われると、以下のように答えている。
「監督たちが僕をチームから外さなければならないだろうね! でも、適切なレベルにいる必要もある。そこにいたい、という願望だけでは十分じゃない。立ち止まることなく、できる限り進んでいきたい」
なおパリ・オリンピックへは、キリアン・エンバペも出場に意欲を示していた。フランス代表の主力アタッカー2人が参戦する可能性もあるのかもしれない。
またグリーズマンは、『Telefoot』のインタビューではフランス代表の主将についても言及。ウーゴ・ロリスの代表引退後、グリーズマンは有力なキャプテン候補と伝えられていたが、エンバペが主将に就任することに。一時は確執も伝えられたが、本人はこう語った。
「受け止めるのが難しくて、大変だった。僕は32歳で、まだ自分の足で立っているけど、(キャリアの)終わりに近づいていることはわかっているからね。1日か2日は耐えるのに苦労したよ」
「でも今は、キリアンを全面的に支持しているよ。僕は何も変わらないし、それが僕なんだ」
