21日のラ・リーガ第2節、バルセロナは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を1-1のドローで終えた。FWアントワーヌ・グリーズマンは試合後、自チームのパフォーマンスが決して良質なものではなかったことを認めた。
前半からアスレティックの攻勢にさらされたバルセロナは、後半立ち上がりにセットプレーからDFイニゴ・マルティネスにヘディングシュートを決められて失点。その後、FWメンフィス・デパイが同点弾を決めたものの、幾度も失点の危機にさらされながら試合終了を迎えた。
スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたグリーズマンは、次のように試合の感想を述べている。
「良い試合にできなかったね。最初から苦労することになったし、僕たちはいつもより動きがのろかった。勝ち点1は獲得できたけど、素晴らしい試合にはできなかったんだ。彼らは良質なプレッシングを仕掛けてきて、僕たちに打撃を与えた。こちらはパスを何度もミスしている。問題を解決しなきゃいけない。ほかのライバルもこの試合を見て、僕たちにどうやって打撃を与えられるのかを理解するはずだから」
「アスレティックが見逃してくれた？ そうだったのかは分からない。とにかく、まだ始まったばかりだ。彼らのプレッシングは素晴らしく、僕たちはどうやってそれを回避するかを分からないでいた。最後には彼らも疲れて、僕たちのボールの持ち出しが少しだけ良くなったけど。僕たちの方が彼らより疲労少なく試合を終えたと思う。今後も仕事に取り組みつづけなくては。この試合のために練習をしていたけど、実際のピッチでは違うこと起こってしまった」
「自分のプレーについて？ 僕はもっと主役にならなければならない。攻撃でも守備でもチームを助けないと。メンフィスのゴールについては？ メンフィスは素晴らしい選手で、僕たちにもっと喜びを与えてくれるはずだ」
今季のバルセロナの特徴の一つは、前線から仕掛ける積極的なプレッシングにある。グリーズマンは、その点についてはどう考えているのだろうか？
「昨季は違う形の守備を実践していたし、その違いは実感できる。昨季の方が苦しみが多かったように思うよ」
