バルセロナのロナルド・クーマン監督が、FWリオネル・メッシの契約問題やFWアントワーヌ・グリーズマンの退団報道について言及している。スペイン『マルカ』が報じた。
ラ・リーガによるサラリーキャップの限度を大幅に超過し、トップチームの人件費を減らすことを目指しているバルセロナ。先月限りで契約が切れたメッシとの再契約も、その問題が解消されない限り結ぶことはできないとみられている。
そうした状況でゴルフのチャリティートーナメントを主催したクーマン監督は、ジョアン・ラポルタ会長率いるクラブ理事会を信頼していることを強調した。
「メッシ? まだ解決していない問題があるならば、心配しなくてはならない。しかし私は、私たちの会長がその問題を解決することに絶対的な信頼を置いている」
「メッシはクラブにとって大切過ぎる存在だが、ラ・リーガにとっても世界最高の選手が残ることは重要だ。皆で、彼が私たちと一緒にいられるよう努力しなければならない」
人件費削減を目指すバルセロナはグリーズマンを売却する可能性も報じられている。が、クーマン監督はこのフランス代表FWが重要な選手であることを主張する。
「私はチームが擁しているすべての選手を戦力に数えている。もし変化があるならば受け入れなくてはならないが、それはクラブの問題ということだね。私たちはチームの改善にトライするし、誰が残って誰が去るかは、これから分かることになるだろう」
「グリーズマン? とても大切な選手だ。彼はここでもそのクオリティーを示した。バルセロナにとって素晴らしい補強だったし、私は今いる全選手を戦力に数えている」


