バルセロナは8日にラ・リーガ第20節、敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦に臨み、1-1で引き分けた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、自分たちのミスによって勝ち点2を失ったとの見解を示している。
57分に先制点を記録したバルセロナだが、79分にMFガビがアフタータックルによって一発退場となって数的不利に陥ると、89分にはCKからMFアントニオ・プエルタスのゴールを許して同点に追いつかれた。今季初の3連勝をまたしても逃した格好だ。
チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。
「嘆かわしいことだが、私たちのミスだった。これは経験不足が響いたもので、退場劇が私たちを衰弱させてしまったんだ。私たちにとって本当に重要な勝ち点2を逃した格好だ。相手が良さではなく、私たちの落ち度だ。後半は試合をコントロールしなくてはならなかった」
チャビ監督は2度にわたって追いつかれて2-2のドローを喫した12月のオサスナ戦と同じ感触を手にしているようだ。
「私たちは先にゴールを決めたが、パンプローナと同じことをしてしまった。事前に試合を決めとかないといけないんだ。もし自分たちが成長を望んでいるのならば、もうしなければならない。必要不可欠な勝ち点2を落としたわけだし、私たちは怒りを感じている。退場が試合の行く先を決めてしまった」
その一方で、ガビに責任を負わせることはしなかった。
「経験と仕事の仕方は試合を通して学んでいくものだ。ガビにこれ以上のことを求めてはいけない。彼の退場が私たちを弱くしてしまったわけだが……。審判については、何も意見を言わないよ」




