インテルのドイツ代表DFロビン・ゴセンスが、心理学の学士号を取得した喜びを綴っている。
2014年にオランダ2部でプロキャリアをスタートさせ、2017年に加入したアタランタでセリエA挑戦をスタートさせたゴセンス。するとウイングバックでその才能が開花し、2019-20シーズンからは2季連続で17ゴールに直接関与。2020年にはドイツ代表デビューも果たした。そして2022年1月からはインテルでプレーしている。
そんな28歳DFだが、現役選手としてのキャリアと並行してバーデン・ビュルテンベルク州のカルフSRH大学に4年間通い、この度卒業することに。ドイツ『Sportbuzzer』によると、臨床心理学とリハビリテーション心理学を学び、学士号を取得したようだ。
ゴセンスは18日、自身のインスタグラムで「4年間の努力の末にようやく取得できたよ。心理学の学士号だ」とし、卒業証書とともに喜びを綴っている。
「もちろん、僕の人生の大部分はサッカーと家族が担っている。だから(卒業は)多くのエネルギーを必要とする長い道のりだった。そして最後の学年では、息子も生まれたんだ。これは地球上最高の贈り物だね。だけど、それで勉強できる時間が増えたわけでもなかったんだ」
「僕が言いたいのは2つ。夢には価値がある。夢を見て、その夢があなたを導いてくれる。誰も自分自身で実現しろとは言わないし、いつだって難しい。でも、それだけの価値があるんだ」
「そしてもう1つ、メンタルヘルスはサッカーで重要というだけじゃなく、社会的にあまりにもタブー視されたままなんだ! 心の自由があってこそ、人間として生活することができる。もしそうじゃない場合は助けを求める必要があるんだ。これは本当の強さの証だ。それがわからない人は、弱い人だね!」