ミランFWオリヴィエ・ジルーは、シーズン終了後にメジャーリーグ・サッカー(MLS)へ挑戦する可能性が高まっているようだ。
モンペリエでリーグ優勝を達成した後、アーセナルで3度のFAカップ優勝を経験、チェルシーではヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたジルー。2021年にミランへ加入すると、公式戦120試合で46ゴールを奪い、2021-22シーズンにはスクデット獲得にも大きく貢献。若手選手の多いチームで、貴重な経験を伝えるベテランとして重要な存在であり続けている。
今季もセリエA25試合で12ゴール8アシストと結果を残す頼れる37歳だが、現在MLS行きに近づいているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ニューヨークやロサンゼルスのクラブとの交渉が激化している模様。ミランでもう1シーズン過ごす可能性もあるが、最終的にはMLSへ挑戦することになるという。今シーズン終了後に決断を下すようだ。
一方でミラン側も、ジルーの代役となるストライカーをリストアップ。ベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)に加え、ジョナサン・デイヴィッド(リール)、サンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)、ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)らに関心を寄せていると伝えられている。
フランス代表歴代最多となる56ゴールを挙げ、2018年にはワールドカップ優勝も達成したジルー。今夏のEURO2024へ向け、以前に『RMC Sports』のインタビューで「優勝できれば代表から身を引くだろう。最後まで勝ち残れなくてもそうするかもしれない」と話しており、代表引退を示唆していた。そしてクラブレベルでも、ヨーロッパを離れることになるかもしれないようだ。
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