Olivier Giroud AC Milan 2023-24Getty Images

37歳ジルー、今季終了後のMLS挑戦は決定的か…夏のEUROを最後にフランス代表も引退へ

ミランFWオリヴィエ・ジルーは、今季限りでチームを退団することになるようだ。

モンペリエでリーグ優勝を達成した後、アーセナルで3度のFAカップ優勝を経験、チェルシーではヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたジルー。2021年にミランへ加入すると、公式戦120試合で46ゴールを奪い、2021-22シーズンにはスクデット獲得にも大きく貢献。若手選手の多いチームで、貴重な経験を伝えるベテランとして重要な存在であり続けている。

今季もセリエA25試合で12ゴール8アシストと結果を残す頼れる37歳だが、今季限りでミランとの現行契約は満了に。以前からメジャーリーグ・サッカー(MLS)挑戦が取り沙汰されていたが、新天地はロサンゼルスFCになるようだ。

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フランス『レキップ』によると、ロサンゼルスFCは数週間にわたってジルーを説得し続け、本人もヨーロッパでのキャリアを終えることを選択した模様。依然として事務手続きは残っているものの、MLSへの移籍は決定的になったという。

なお、ロサンゼルスFCにはフランス代表としてジルーとともにワールドカップ優勝を成し遂げた親友のGKウーゴ・ロリスも所属している。MLSの地で、フランス代表歴代最多キャップ(145)を誇るGKと歴代最多得点(56ゴール)を挙げたストライカーが共演することになりそうだ。

また『レキップ』は、ジルーは今夏に行われるEURO2024を最後にフランス代表を引退する可能性が高いと指摘。さらに一部で噂されたオーバーエイジ枠でのパリ・オリンピック出場も、ロサンゼルスFC移籍によりなくなったと伝えている。

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