14日のラ・リーガ第20節、ジローナは敵地パワー・ホース・スタジアムでのアルメリア戦をスコアレスドローで終えた。
首位レアル・マドリーと同勝ち点48でラ・リーガ前半戦を終えたジローナ。後半戦の1戦目は最下位アルメリアとの試合だったが、ここで思わぬ苦戦を強いられた。
ミチェル監督のチームは前半からアルメリアの決定機を何度も許し、守護神ガッザニーガが好守を連発したことで何とか無失点で試合を折り返す。後半には温存していたサビーニョ、シガンコフらを投入して流れを呼び込もうとしたが、80分に司令塔アレイクス・ガルシアがラマザニの速攻からの決定機を阻止しようとユニフォームを引っ張って止めて一発退場に……。数的不利に陥ったジローナは、勝利を狙うアルメリアの猛攻を防ぎ切る形で、スコアレスドローで試合を終えている。
アトレティコ・マドリー戦(4-3)に続く勝利を逃したジローナ。スペイン・スーパーカップに参加しているレアル・マドリーが今週試合を戦わないため(第20節ヘタフェ戦は2月に延期)、勝ち点49で単独首位に浮上したが、最下位相手に手痛いドローとなってしまった。対してガリターノ監督率いるアルメリアは残留圏と勝ち点10差という厳しい状況ながら、ジローナ相手の好パフォーマンスからまだ何もあきらめていないことを強烈にアピールしている。
