3日のラ・リーガ第19節、モンティリビでのジローナ対アトレティコ・マドリーは4-3でジローナの勝利に終わった。
このラ・リーガ前半戦でレアル・マドリーに0-3で敗戦し、バルセロナには4-2で勝利していたジローナ。3強の残り一チーム、アトレティコ戦では接戦を演じて勝ち点3を獲得した。
2分にバイリーが先制点を記録するなど常に先行してゴールを決めていくジローナだが、その度にアトレティコとモラタが食い下がった。裏抜けが得意で速さの足りないジローナDF陣と相性抜群のスペイン代表FWは14分に同点弾を記録。その後ジローナは26分にサビーニョ、39分にブリントと得点を重ねていったが、モラタも44分、54分と彼らがゴールを決める度にネットを揺らして、ラ・リーガでキャリア初のハットトリックを達成している。
3-3となった後は、地力と選手層で勝るアトレティコが疲労をためていくジローナの陣地で一方的に試合を進めていった。が、91分にホームチームが劇的な決勝点を獲得。ペナルティーエリア内でボールを受けたイバン・マルテインが、ほぼコースのないところから右足のシュートでGKオブラクを破った。ジローナは4度目の勝ち越しゴールを守り切り、モンティリビに大歓喜をもたらしている。
ジローナは同日にマジョルカを下して首位レアル・マドリーと勝ち点48で並び、得失点差で2位に位置。アトレティコは勝ち点を38から伸ばせず、レアル・マドリー&ジローナに10ポイント差をつけられる痛恨の敗戦を喫してしまった。




