スペインのスポーツ紙『アス』電子版は、ヘタフェがホセ・ボルダラス監督との契約を解消する見込みと報じた。
ボルダラス監督率いるヘタフェは今季、ヨーロッパリーグに参加して、再び欧州カップ戦出場権を争った昨季とは一転して、ラ・リーガで残留争いに巻き込まれる低調ぶりだった。第37節レバンテ戦(2-1)で、MF久保建英の決勝点によって1部残留を果たしたものの、やはりクラブは監督交代に動くようだ。
『アス』によれば、アンヘル・トーレス会長とボルダラス監督はすでに将来についての話し合いを始めており、双方とも2022年まで結ぶ契約の解消について前向きな考えを示したという。今後の交渉では、違約金150万ユーロの支払いが焦点になるとみられている。
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ボルダラス監督はヘタフェがラ・リーガ2部の降格圏に位置していた2016年9月に指揮官就任。チームを1部復帰に導くと、その後3シーズンにわたり8位以上をキープして、ヨーロッパリーグ出場権も獲得した。しかしながら5年間にわたるチームの指揮には大きな消耗も伴い、今季始めにはトーレス会長に対して自身のサイクルが終わったことを告げていたという。それでもヘタフェは状況的に監督を交代できず、クラブもボルダラス監督も確信を得られぬままシーズンをスタートさせることになり、低迷する羽目になったようだ。
なお『アス』曰く、ボルダラス監督の後任としては、今季限りでグラナダとの契約が切れるディエゴ・マルティネス監督が挙げられているという。
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