20日のラ・リーガ第19節、コリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われたヘタフェ対ウエスカは1-0でヘタフェが勝利した。MF久保建英はヘタフェ加入後2試合目で初の先発出場を果たし、ウエスカFW岡崎慎司はベンチスタートで79分からピッチに立っている。
残留を争う両チームの対戦。アレニャーをトップ下に置く4-4-1-1システムを使用したヘタフェは久保を右サイドハーフに置き、対して監督を交代したウエスカは5バックを採用。前半はどちらも決定機を迎えながら、ほんの少し精度を欠いてゴールが決まらない展開となる。
ウエスカがラファ・ミルやシオバスが決定機を得ていく中、ヘタフェの攻撃で最も目立っていたのは、間違いなく久保だった。5番をつけた日本代表MFは、ペインでコントロール・オリエンタードと呼ばれるボールを蹴り出す位置を意図したトラップや股抜きなどで幾度も右サイドを突破し、その技術の高さを誇示。タイプこそ違えど、所属元レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督を彷彿させるほど、ボールが彼に渡る度に何かをしてくれるというワクワク感をもたらしている。
久保が前半に放った惜しいシュートは2本で、どちらもフリーキックから。18分、ペナルティーエリア手前右から叩いたボールは壁を越えて枠内に向かったが、GKアルバロ・フェルナンデスの正面に飛ぶ。また35分に右サイド深い位置からグラウンダーのシュートで再びゴールをうかがうも、これもウエスカ守護神の正面に飛んだ。ヘタフェはそのほか、28分にアランバリのシュートが左ポストに直撃するなど、惜しいチャンスがありながらスコアレスで試合を折り返している。
後半も一進一退の攻防が続く。久保は継続してその技術の高さを披露していくものの、やはりチームとしての連係が確立していないのは明らか。2得点に絡んだ華々しいデビュー戦、エルチェとの試合では相手に退場者が出て数的優位に立っていたが、11人で、しかも5バックのウエスカを切り崩すことに苦労を強いられ続ける。久保はボールを持てば3人からマークされることもあり、そこでチームメートが空いたスペースを生かせれば、さらなる可能性が生まれそうな気配があった。
それでも70分、ヘタフェがウエスカの堅守をようやく穿つことに成功。A・フェルナンデスのフィードのカットから、アレニャーのスルーパスを受けたアランバリがネットを揺らした。
ウエスカのパチェタ新監督は79分に3〜4枚目の交代カードを切り、岡崎をピッチに立たせる。一方のボルダラス監督は80分に久保をポルティージョとの交代でピッチから下げている。1点ビハインドのウエスカは85分、岡崎がセオアネのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入したが、GKヤニェスの飛び出しに遭い同点ゴールはならず。結局、ヘタフェが虎の子の1点を守り切る形で勝ち点3を獲得している。
連勝のヘタフェは勝ち点を23として、暫定ながら9位に順位を上げた。ウエスカは勝ち点12で最下位に沈んでいる。
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