このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
Thomas Mueller Germany 09122023(C)Getty Images

強豪フランス撃破のドイツ代表。ミュラーが考える日本代表相手より"戦いやすかった"理由とは…

ドイツ代表は12日の親善試合でフランス代表に2-1での勝利を収めた。トーマス・ミュラーは昨年カタール・ワールドカップ準優勝チームとの対戦は日本戦より簡単に感じたようだ。

9日の親善試合で日本に1-4で惨敗。ドイツサッカー連盟(DFB)は翌日にハンジ・フリック体制に終止符を打ち、同連盟史上初の監督後任に踏み切った。そして、ルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)が暫定的に指揮を執ることになったチームはミュラーとリロイ・サネのゴールでフランスを下した。

日本戦には1-2の状況で73分から途中出場していたミュラーはフランス戦にはセンターFWの位置でスタート。立ち上がり早々の4分に左サイドバックのベンヤミン・ヘンリヒスのボックス内での切り返しを一旦トラップし左足シュートを豪快に叩き込み、先制ゴールをマーク。25分に負傷交代のイルカイ・ギュンドアンからキャプテンマークを受け継いだベテランは64分までプレーし、度々味方に前線からプレスをかける合図を出すなど献身的なプレーも目立った。

以下に続く

そんなミュラーだが、フラッシュインタビューで「なぜいつもこのようにできないのか」と問われると、「面白い質問だ(笑)」と返答。そして試合を振り返る中、日本戦にも触れている。

「自分たちにとって良い流れとなる部分が多かったし、正しい選択をすることもそこそこあった。フランスに立ち向かうのはもちろん難しいことだけど、アプローチにおいてはより簡単な部分もある。いかに危険な相手か知っているし、『開始から主導権を握らなければいけない』、『素晴らしいサッカーを見せなければいけない』という感覚はなかったからね」

「テクニックやスピードを持つ相手を抑えなければいけないこと、我慢強くやれなければいけないときもあると覚悟するからだ。これらはほかの相手でも同じだが、それでも全体的な状況は助けになったと思う。それにより僕たちはとても謙虚な姿勢で試合に臨むことができた。流れももちろん助けになったね」

「20分から55分あたりまでフランスが押していた。でも1-0でリードしていたから、僕たちにとってはオーケーだった。日本戦では(同点後に)すぐにまた1-2とビハインドになり、すると『何かを見せなければいけない』とか焦りを感じることだって起き得る。なので、地に足をつけて取り組んでいかなければいけない。とにかく今日はここ数カ月の試合と比べて少しばかり結果を重視したところもあった」

広告