ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、ルクセンブルク戦で結果を残せなかったフロリアン・ヴィルツとニック・ヴォルテマーデを擁護した。『シュポルト1』が伝えた。
ドイツ代表は10日、ワールドカップ予選でルクセンブルクと対戦。ヨズア・キミッヒの2ゴールなどで4得点の快勝を飾り、首位に浮上した。この試合でヴィルツとヴォルテマーデは奮闘したものの、ともにゴールもアシストもなく、数字として結果を残すことができなかった。
ただ、ナーゲルスマン監督は試合後、この“ダブルW”コンビをかばう姿勢を見せた。
「ヴィルツが不調?いや、そんなことはない。彼はとても良い動きをしていたし、多くのアクションに関わっていた。たくさんチャレンジしていたよ。(ヴォルテマーデに関しては)今日はどのストライカーにとっても非常に難しい試合だった。相手の数的優位でスペースがどんどんなくなっていった。ニックは気にせず続けていけばいい」
さらに指揮官は、両選手が所属するイングランドでの現状にも言及。ヴィルツについては「彼はまだプレミアリーグに適応中だ。ゴールはないが、チャンスクリエイト数ではリーグトップクラス。味方が決めきれないのは彼の責任ではない。スタッツは真実のほんの一部にすぎない」と評価。続けて、「ヴィルツは自分の力をわかっている。何でも簡単に手に入るタイプではないが、彼は努力を続けるだろう」と今後への期待を口にした。
また、ニューカッスルで好調を維持しているヴォルテマーデについては「代表でも必ずゴールを決めるだろう」と信頼を寄せ、「この業界の“スピード感”に乗って、すぐ批判する必要はない」と強調している。
