ユリアン・ナーゲルスマン監督就任が報じられているドイツ代表に、元バイエルン・ミュンヘンFWの入閣が近づいているようだ。
9日に行われた日本代表との試合で完敗を喫した翌日にハンジ・フリック前監督の解任を決断したドイツ。後任には、前バイエルン指揮官のナーゲルスマンと自国開催の2024 EUROの終了までの契約合意が伝えられていた。
ドイツ版『Sky』のフローリアン・プレッテンベルグ記者によると、元ドイツ代表FWサンドロ・ワグナーが「ユリアン・ナーゲルスマンのドイツ代表アシスタンコーチの一人になろうとしている」という。
現在35歳のワグナーは2020年に現役を引退。2021年から2023年にかけてSpVggウンターハヒングの監督を務め、リーガ3部昇格に貢献する手腕を見せ、昨年夏からはU-20ドイツ代表の監督を務めている。
ナーゲルスマンとワグナーは16-17シーズンのホッフェンハイム時代に師弟関係となっており、ワグナーは同クラブでブレイク。翌シーズンにバイエルンへの移籍後初とドイツ代表に招集される飛躍に導かれていた。
また、先日のフランス代表との親善試合では、暫定指揮を執ったルディ・フェラー氏をヘッドコーチとしてサポート。『Kicker』はワグナーに対してドイツ代表が「非常に好印象を残していた」と報道。引き続き代表のアシスタントコーチとしての役割への招聘にナーゲルスマン監督とフェラー氏が働きかけているとしている。
