ドイツサッカー連盟（DFB）は7日、MFジャマル・ムシアラの代表参加辞退を発表した。
来年のEURO2024の開催国であるドイツは、9日に日本代表、12日にカタールW杯準優勝のフランス代表との対戦が控えている。
カタールW杯ではグループリーグ敗退を喫する失意を味わったドイツ代表にとって、日本戦とフランス戦は「ドイツ代表監督にとって運命の試合となる」とも現地メディアから指摘されているほど。重要な2試合を前に、20歳の逸材MFの離脱が決定した。
ムシアラは、先月23日にバイエルンでのトレーニング中に負った左ハムストリングの肉離れからのリハビリに励んでいたところ。公式戦2試合に欠場していたものの、参加の目処がたったことでドイツ代表には現地時間6日に合流予定とされていたが、延期されていたことが『スカイスポーツ』から報じられていた。
しかし、DFBはムシアラはハムストリングの他に腰に問題を抱えていたことを明かしている。所属元のバイエルン・ミュンヘンに留まり、回復に努めるとのことだ。現時点で追加招集は発表されていない。