ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は、EURO（ユーロ）に関する持論を説いた。
EURO2020が15年間にわたるドイツ代表の指揮官として最後の舞台となるレーヴ監督。そんな指揮官率いるチームは、初戦でフランスに0-1で敗れたものの、19日のポルトガル戦に4-2で勝利して、ラウンド16に向けて前進した。
3年前のワールドカップでの屈辱を繰り返さないためにも、次のハンガリー戦が非常に重要になる中、レーヴ監督は「もちろん、このような勝利は弾みになるが、我々は初めから自分たちに疑問を持ってなどいないし、もっとやれるはずだと知っている。ハンガリーは8人や9人で深く守るから、次の試合はさらに難しくなる可能性がある」と話し、最初から好調を続けるチームが優勝できる可能性は低いと主張した。
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「今大会にはとても強いチームがいくつもある。しかし、最初の2試合ですべてで完璧にいっているチームがこの大会を優勝で終わらせられるチームになることはほとんどない。我々は一歩ずつ進んでいくだけだ」
また、逆転勝利したポルトガル戦についても同指揮官は振り返った。
「ポルトガル相手にとても力強い試合ができた。ビハインドになってから気力を示し、とても良いスピリットを見せ、見失ったりせず、団結できていた。多くの良いチャンスを作り、テンポも良かった。ポルトガルディフェンスを何度も圧倒していた」
