長期離脱からの復帰が迫るバルセロナMFガビだが、復帰戦は来月になると予想されているようだ。
2021年に17歳の若さでバルセロナのトップチームデビューを飾ると、すでに公式戦111試合に出場するガビ。スペイン代表としても27キャップを数え、2022年には欧州最高の若手選手に与えられるゴールデンボーイ賞も受賞した。世界最高峰のヤングプレイヤーとして大きな期待を集めている。
しかし昨年11月、右ヒザ前十字じん帯断裂と半月板損傷の重傷が確認され、長期離脱を余儀なくされることに。それでも離脱から約1年、スペイン『as』によると、ガビはインターナショナルウィーク明けのラ・リーガ第10節(20日)セビージャ戦で復帰できる可能性もあるようだ。
一方で同メディアは、「ガビの負傷の深刻さからスタッフ陣は注意深く見守る必要があり、選手側の感覚や熱狂じみた熱意だけに流されてはいけない」と指摘。バルセロナはセビージャ戦の後、23日にはチャンピオンズリーグでバイエルンと、そして26日にはレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控えている。ハンジ・フリック監督やスタッフ陣は、この強豪との2試合は「非常にリスクが高く、テストする試合ではない」と考えているようだ。
また『as』は、「常に100%の力を発揮するプレースタイルは間違いなくリスクがある」とも指摘。医師は20日のセビージャ戦で出場できると判断する可能性はあるが、バイエルン戦とレアル・マドリー戦はベンチ入りにとどまり、11月3日のエスパニョール戦が復帰戦になると伝えている。最終的な決断はフリック監督次第のようだが、復帰戦は来月になるかもしれない。
