ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、サウジアラビアのクラブで指揮を執ることになりそうだ。
現役時代にミランやイタリア代表で数々の成功を収めたガットゥーゾ氏。現役引退後は指導者の道へと進み、古巣ミランやナポリ、フィオレンティーナなどを指揮し、ナポリ時代の2019-20シーズンにはコッパ・イタリア優勝も達成した。2022年夏からはバレンシアの監督を務めたが、2月に契約を解消している。
そんなガットゥーゾ氏は、サウジアラビア行きが近づいているようだ。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、交渉は進んだ段階にあるという。
同氏によると、サウジアラビア・プロリーグは現在国内リーグのレベルを上げられる優秀な指導者や選手の確保に動いており、また最後の交渉はムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が直接行う模様。そして現在、ガットゥーゾ氏の代理人ジョルジュ・メンデス氏と交渉中であり、金銭面で合意が成立次第、特定のクラブのプロジェクトをオファーすることになるようだ。
昨年のクリスティアーノ・ロナウドや今夏のカリム・ベンゼマなど、数々のビッグネームを獲得しているサウジアラビア・プロリーグ。驚異的な資金力を武器にした“爆買い”に今後も注目だ。