アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニが23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ユルゲン・クロップ率いるリヴァプールとの対戦へ意欲を見せた。
昨シーズン、クラブ史上初めてチャンピオンズリーグ（CL）に参戦し、ファイナル8へ進出したほか、リーグ戦においても3位と躍進を見せたアタランタ。2016年夏からチームの指揮を執るガスペリーニは、その功績が認められ、グローブ・サッカー・アワードの最優秀監督賞にノミネートされた。アタランタ指揮官は、3冠を達成したバイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリックやヨーロッパリーグ覇者セビージャのフレン・ロペテギ、プレミア覇者リヴァプールのクロップ、フランス王者でCL準優勝のパリ・サンジェルマン指揮官トーマス・トゥヘルと共に名を連ねたことを喜んだ。
「重要なノミネーションであり、確かに少し驚いたよ。昨シーズンはアタランタにとって重要な年になった。驚きはまだあるが、これにふさわしいことを改めて証明できるように努めたい。名誉ある褒賞であり、アタランタ全体にとっても喜ばしいことだ。アタランタは数カ月経った後でも話題になるほどの驚きをもたらした。我々のような小さなクラブが世界レベルで実力を示すことができた。途方もないほどに満足している」
続いてアタランタ指揮官は、25日に予定されているリヴァプールとのCLグループステージ第4節に言及。アタランタはここまで1勝1敗1分の成績で2位アヤックスと4ポイントで並ぶが、前節で0-5と大敗を喫した相手であるライバル監督クロップが率いるリヴァプールとの再戦へ意気込む。
「クロップを倒して最優秀監督賞の票を獲得？もし実現できれば、本当に票が流れてくるかもしれない。正直、リヴァプールに勝利することができればとてつもなく満足できるだろうね。ただレスター戦をみたが、リヴァプールは素晴らしいコンディションにある。アンフィールドで結果を出すことができれば本当に嬉しいことだ」
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