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セルティックで8戦7発の日本代表FW古橋亨梧、好調の要因を明かす。イニエスタ&ビジャは「師匠」

セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧が、トークイベントで様々なことについて語った。

今夏にヴィッセル神戸から前横浜F・マリノス指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督が就任したセルティックに加入した古橋は、すぐにチームにフィット。ホームデビュー戦でハットトリックを記録するなど、ここまでの公式戦8試合で7ゴールを挙げる活躍を見せている。

その古橋は27日、元同僚のヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが創設した会員制オンラインプラットフォーム『ALLSTARS CLUB』のトークイベントにオンラインで出演。会員からの多くの質問に答えた古橋は、その中で現在の好調の要因について、「デビューから2試合目でゴールできたのが良かったです。ホームでのデビュー戦でハットトリックできて、チームメイトだけではなく、スタッフ、サポーターの皆さんにも信頼してもらえました」と好スタートを切ったことを挙げ、ポステコグルー監督の存在とスタイルを理解していたこともフィットできている要因だと話した。

以下に続く

「日本の時から監督のサッカーを知っていましたし、皆さんもご存じのとおり、とても面白いサッカー。全員がパスを出して動く、というのがチームに浸透していますし、ゴール前での横へのパス、シュートというのは練習からやっています。(監督のサッカーを理解できているのが)フィットできている要因になっています」

また、背番号8を選んだ理由について、古橋は「自分が希望しました。もともと好きで、日本では“末広がり”や“無限”を意味することもありますし、セルティックのレジェンドであるスコット・ブラウンが付けていた背番号でもあります」と説明。もう一つの理由として、「僕の師匠でもあるイニエスタの背番号でもあるので、付けたいと思いました」と、イニエスタへの尊敬心も理由に挙げた。

そして、2019シーズンに神戸で共闘したスペインのレジェンドFWダビド・ビジャからプレー面で吸収したことについて問われた古橋は「すごく良いお手本で、彼も僕の師匠。1年にわたって目の前で見ることができたのは凄く良かったし、誰もが憧れるようなこと」と口にし、以下のように続けた。

「言葉で説明するのは難しいですが、ゴール前での動き方、得点パターンは凄く勉強になりました。貪欲にシュートを狙う意識、僕と同じで身体も細く背も大きくはないですが、ゴールを取るためのポジショニングなどを見て学んで考えて動くことで、無意識にできるようになってきました」

セルティックは29日に行われるスコティッシュ・プレミアシップ第4節で宿敵レンジャーズとのアウェー戦を迎える。引き続き、好調を維持する古橋に注目が集まる。

▶【8月29日テレビ放送】古橋亨梧出場予定!レンジャーズvsセルティックの中継予定・視聴方法

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