バイエルン・ミュンヘンのセカンドチームに加入した福井太智が初戦で結果を残した。
バイエルンⅡは24日、レギオナルリーガ(ドイツ4部)第25節でウンターハヒンクと対戦。これまでテストマッチで順調に出場機会を得てきた福井は、加入後初の公式戦先発出場を果たした。
試合はバイエルンが9分に先制するが、すぐに追いつかれて1-1のまま終盤へ。すると、終了間際に試合が動く。アディショナルタイム、福井が相手陣内中央でボールを拾うと、右足アウトサイドでスルーパス。これに抜け出した韓国人MFイ・ヒョンジュがGKをかわしてフィニッシュを決めてみせた。試合はそのままバイエルンが2-1と競り勝っている。
ホルガー・ザイツ監督は「素晴らしいダービーだった。選手たちはすべての勝負に身を投じ、エネルギッシュなパフォーマンスでゴールを強奪した。最後にああいう形で勝利することができれば、物事がうまくいっている証拠だ」と喜びを語った。
なお、福井はフル出場で、献身的なプレーを披露。アシスト以外にもイエローカードを受けるなど攻守にエネルギッシュな姿を見せた。
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