元イタリア代表DFのファビオ・グロッソが率いるフロジノーネが1日、セリエB第35節でレッジーナに勝利を収め、4年ぶりのセリエA復帰を決めた。
セリエB首位を走るフロジノーネは1日、レッジーナとホームで対戦。元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの弟、FWロベルト・インシーニェのPKなどで3-1と勝利を収めた。この結果、フロジノーネは71ポイントを獲得。自動昇格圏外の3位バーリとの差を10ポイントに広げ、リーグ戦3試合を残してセリエA昇格を決めた。
2021年3月からチームの指揮を執る2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)覇者のグロッソは、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで喜びを語った。
「非常にうれしく思っている。極めて難しいリーグ戦だが、我々は多くの情熱を注いできた。素晴らしい軌跡をたどることができ、私と一緒に仕事をしてきたみんなに感謝したい。選手たちは最高だった。今日は素晴らしい一日になった。何か偉大なことを成し遂げることができ、この日を楽しみたい」
2006年W杯のフランスとの決勝において、PK戦で最終キッカーを務めてイタリアにタイトルをもたらしたグロッソは、当時の感動とセリエA昇格を比較した。
「あれから長い月日が流れた。あの時も信じられないほどの感動だったが、自分の役割が変われば、すべてが異なって見える。責任は伴うが、私は好きだ。情熱を注ぎ、献身的に仕事に取り組んでいるが、こうして満足感が得られると、さらに成長への後押しとなる。我々は本当に素晴らしいことを成し遂げることができた。選手たちはスポットライトを浴びるにふさわしい活躍を見せてくれた」
なお、フロジノーネは1906年に創設。長らく下部リーグに所属していたが、2015-16シーズンにセリエA初昇格を果たした。2018-19シーズンもイタリア最高峰のリーグでプレーしており、来シーズンはクラブにとって3度目のセリエA挑戦となる。


