日本代表は9日、国際親善試合でドイツ代表と対戦して4-1で完勝。各選手・監督のパフォーマンスを採点する。
■全選手採点
【先発】
GK 12 大迫敬介 | 6.5
立ち上がりにバックパスの処理で危うい場面もあったがその後は大きなミスなくプレー。
DF 4 板倉滉 | 6.5
安定したラインコントロールと適切な対処を継続。日本が自分たちの時間を作るための土台を担った。
DF 16 冨安健洋 | 7.5
攻撃の始点として2得点に関与し、前半終盤には圧巻のタックルで失点を防いだ。CBの位置でできるすべての仕事を最高水準でこなした。
DF 21 伊藤洋輝 | 6.5
サネのボール保持時に劣勢に回るシーンもあったが、70分にはアシスト級のパスも。
DF 2 菅原由勢(84分OUT) | 7.5
持ち味とする攻撃面で2得点をもたらす活躍。守ってはニャブリにほとんど何もさせなかった。
MF 6 遠藤航 | 7.0
リヴァプールが欲しがった理由を証明。デュエルで常に優位だっただけでなくキープ力と前を向く力で大きく貢献した。
MF 14 伊東純也(74分OUT) | 7.5 ☆MOM
身体能力に優れるリュディガーに何度も個で勝利。先制点は試合の流れを決める一撃となった。ランニングの質と量でも圧巻であり、66分のプレスバックは象徴的だ。
MF 5 守田英正(74分OUT) | 6.5
失点時の連係には改善の余地があるが冷静な判断を続けつつ身体を張ってドイツを抑える場面も目立った。
MF 8 鎌田大地(58分OUT) | 6.5
黒子役となったが完璧な判断で前線と中盤を繋げた。特にフォアチェック時の位置取りは絶妙。
MF 7 三笘薫(84分OUT) | 7.0
右サイドに展開してから始まる日本の攻撃は三笘が左にいることが前提であり、それが揺るがないような脅威を与え続けた。
FW 9 上田綺世(58分OUT) | 7.0
複数得点できなかったことは課題だが、求められる動きを継続したうえで勝ち越し弾。
監督 森保一 | 7.5
ドイツを相手に正面からぶつかって勝ちにいく選択をし、文句なしの勝利。試すべき選手を試し、試合の中でのシステム変更も奏功。国際親善試合を最大限に生かした。
【途中出場】
FW 18 浅野拓磨(58分IN) | 7.0
何度かあったチャンスをすべて決めたわけではないが、徹底した動き出しで脅威に。走り続けたことで難なくチームの3点目を沈めた。
DF 3 谷口彰悟(58分IN) | 6.5
変化が大きな時間帯に投入された中でミスのないプレー。
MF 17 田中碧(74分IN) | 7.0
出場直後はボールが足につかない場面もあったが終盤の得点で勝利を決定的なものとした。
MF 20 久保建英(74分IN) | 7.5
短い時間でもただでは終わらなかったのがこの男。最適な行動から2アシストで最後まで攻める姿勢を示すとともに結果を残した。
MF 10 堂安律(84分IN) | -
プレー時間不足のため採点対象外。
DF 19 橋岡大樹(84分IN) | -
プレー時間不足のため採点対象外。