オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが、バルセロナでプレーし続ける意欲を示している。
バルセロナが極度の財政難に陥った2022年夏、売却報道がクラブ内外から漏れ出たF・デ・ヨング。とりわけマンチェスター・ユナイテッドからの興味が噂されていたが、同選手はたとえジョアン・ラポルタ会長やチャビ・エルナンデス監督から残留を明言されずとも、バルセロナでプレーすることにこだわり続けて、あらゆるオファーを跳ね除けている。
それ以降、チャビ監督率いるチームにとって必要不可欠な選手となったF・デ・ヨングは、これからもバルセロナに尽くしていく考えを明言する。母国オランダ『NOS』とのインタビューで、次のように語った。
「僕は、ずっと夢見てきたクラブにいるんだよ」
「バルセロナで、とても満足している。ずっとここにいると言うのは難しいかもしれない。が、ここで気持ち良く過ごせているんだよ」
今年5月で27歳となるF・デ・ヨングだが、まだ自身が選手として完成しているわけではないことも強調している。
「自分が勝ち取りたいと思っている賞には手が届いていない。まだ僕は自分がなりたい選手になれていないんだ。自分には成長の余白も時間も残されているよ」
バルセロナMFはまた、首位レアル・マドリードと勝ち点7差で4位につける今季ラ・リーガについても言及。まだシーズンの後半戦が始まっておらず、状況を逆転させられることを強調した。
「僕たちの陣容は才能にあふれているが、手堅いチームではないのが現実だ。その背景に何があるのか、自分には分からない」
「とにかく、シーズンはまだ半分残されている。ここからどうなるのかは決して知り得ない。チャンピオンズリーグでは首位通過を果たしているわけだしね。まだ多くの試合が残されているんだよ」


