Frenkie de jongGetty Images

フレンキー・デ・ヨング、アラベス戦で決勝点を記録も…「試合をちゃんと見ていない人ばかり。ゴールは良いプレー意味しない」

バルセロナは23日のラ・リーガ第22節、敵地メンディソロサでのアラベス戦を1-0で制した。この試合の決勝点を決めたMFフレンキー・デ・ヨングは、勝利への満足感を表しながらも、次チームのパフォーマンスについては改善の余地があると話している。

アラベスの守備を崩す攻撃のアイデアを欠き続けたバルセロナだったが87分、DFジョルディ・アルバの浮き球のパスからMFフェラン・トーレスが最終ラインを抜け出し、折り返されたボールをF・デ・ヨングが押し込み先制。このリードを守って勝ち点3を獲得している。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたF・デ・ヨングは、歯に衣着せぬ物言いで次のような感想を述べた。

「勝つことがとても大切だった。僕たちはシーズンの中でも難しい時期にいるからね。チームはパフォーマンスを改善しなくちゃいけない。今日の試合に関しては、ピッチが凍っていたから難しかったけわけだけど」

「チームには何が足りないか? ボールを保持したときにもっと鋭いプレーを見せないと。とりわけ、相手陣地でね。そうすればスペースに走り込める」

F・デ・ヨングはまた、スペイン・スーパーカップ準決勝のレアル・マドリー戦についても言及。ジョアン・ラポルタ会長らは、自分たちが見せたプレーへの誇らしさを強調していたが、オランダ人MFは同意していないようだ。

「僕たちは悪いプレーを見せたわけじゃなかった。ただ、自分たちが誇らしいと言うのは悲しいことだ。負けたときには、いつだって失望を感じなくちゃいけない」

F・デ・ヨングは自分が見せているプレーにも満足していない様子だ。

「試合をちゃんと見ていない人がたくさんいる。ゴールを決めたとしても、それが良いプレーを見せていることを意味しているわけじゃないんだ。自分の成果はどうなんだって? もっと改善されなくてはならない。でも、悲劇的と言うほどでもないよ」

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