バルセロナは13日のラ・リーガ開幕節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦をスコアレスドローで終えた。MFフレンキー・デ・ヨングは、この一戦を担当した審判団に苦言を呈してる。
ポゼッションスタイルで勝利を狙うチャビ監督のバルセロナと、ポゼッションにこだわらずラフプレーも厭わないようなアグレッシブなフットボールを実践するヘタフェの試合はやはり荒れ模様に。バルセロナはDFガストン・アルバレスとやり合ったFWハフィーニャ、ヘタフェはDFロナルド・アラウホを踏みつけたFWハイメ・マタが退場処分となり、またチャビ監督も判定に対する抗議で退席を命じられた。
バルセロナはヘタフェの荒さが目立つ守備に終始苦しめられることになり、前半10分、後半15分のアディショナルタイムが取られたこの一戦で勝ち点1を分け合っている。
試合後、MFオリオル・ロメウと一緒にスペイン『DAZN』とのインタビューに応じたF・デ・ヨングは不満を隠せず。その不満はヘタフェではなく、ソト・グラード主審ら審判団に向けられ、「ベルグエンサ(恥)」という言葉すら口にした。
「もちろん、僕たちはもっと向上しなくてはならない。それは明らかだけど、ただ何よりもそうすべきは審判たちだ。ラ・リーガはしっかりと線を引かなくてはいけない」
「これはヘタフェのせいじゃない。ああしたプレーで競うのが彼らのやり方なんだからね。だけど、後半アディショナルタイムが9分というのは長すぎる。後半はおそらく、25~30分くらいプレーが中断した。恥だよ、これは」
F・デ・ヨングはその一方で、現在オリオル・ロメウと2ボランチ気味でプレーしていることについて言及。ある程度の手応えを感じているようだ。
「オリオルの隣でとても快適だと思えている。彼の貢献度は高く、ボール保持時に彼がそばにいるのはやりやすい。彼はプレービジョンが素晴らしく、ライン間にパスも出せる。とても完璧な選手だよ」




