ブンデスリーガは19日、各地で第30節が行われた。
前節6試合ぶりの勝利を掴んだ6位フライブルクは、ホームでホッフェンハイムと対戦。2試合連続アシスト中の堂安律も先発した中、28分には先制する。右サイドで仕掛けた堂安律がボックス内へパスを送り、マンザンビがワンタッチで落とすと、ヘーラーが冷静にシュートを流し込んだ。
さらに36分、ボックス中央手前でボールを受けた堂安律が左足を一閃。鋭いミドルシュートがネットに突き刺さった。日本代表MFの今季9ゴール目でリードを広げたフライブルクだが、前半アディショナルタイムに痛恨の2失点。2-2で前半を折り返す。
追いつかれたフライブルクだったが、57分にDFラインの背後へ飛び込んだ堂安律がボックス内で浮き球パスをコントロールしてパスを送り、グリフォのクロスをヘーラーが押し込んだ。再び勝ち越しに成功すると、リードを守って3-2で勝利した。
4試合勝利がなく5位に転落したマインツは、ホームでヴォルフスブルクと対戦。佐野海舟がこの日も先発した一戦だが、開始3分にアルノルトの強烈なミドルでいきなり先制を許す展開に。16分にも佐野海舟がボールを奪われたところからピンチを迎えると、18分にも決定機を作られ、難しい時間が続く。28分にはブルカートと接触した相手GKがボールをキャッチしたままラインを超えたが、ファールの判定でノーゴールに。それでも37分、イ・ジェソンがシュートを流し込んで追いつき、40分にはコールが追加点。しかし90分に痛恨の同点弾を許し、2-2の引き分けに終わっている。
なお、強豪RBライプツィヒ戦で先発したホルシュタイン・キールFW町野修斗は、44分にボックス内へ飛び込んでクロスに合わせ、今季8ゴール目をマーク。試合は1-1のドロー決着となった。
この結果、4位ライプツィヒが勝ち点49となり、勝ち点を48まで伸ばしたフライブルクが5位に浮上。5試合勝利なしのマインツは勝ち点47で6位に転落するなど、欧州カップ戦出場権争いは激化している。
