ブンデスリーガは各地で第31節が行われた。
9位フランクフルトは、敵地でホッフェンハイムと対戦。先日DFBポカール決勝進出を決めたフランクフルトだが、その試合で決勝ゴールを奪った鎌田大地、さらに長谷部誠が先発入り。公式戦連勝を目指したが、序盤からホッフェンハイムに押し込まれる。
すると8分、フランクフルトはバウムガルトナーのヘッドで失点。35分にも大ピンチを迎えたが、バーや鎌田の体を張った守備でなんとか難を逃れる。しかし39分、ボックス内で鎌田と長谷部が挟んだシーンでファールをとられ、PKを献上。これをクラマリッチに決められ、2点ビハインドに。終了間際にはグラスナー監督が退席処分になると、アディショナルタイムには痛恨の3失点目。苦しい状況で前半を折り返す。
後半に入って一矢報いたいフランクフルトは、48分にアーロンソンの顔を蹴る形となった相手DFエンソキが一発退場となり、数的優位を手にする。すると54分、GKが弾いたボールをゲッツェが詰めて1点を返す。しかし、反撃もここまで。1-3で敗れた。
残留争い中の16位シュトゥットガルトは、敵地で18位ヘルタとの直接対決に臨んだ。
遠藤航、原口元気、伊藤洋輝と3人の日本人選手が先発した一戦だが、29分にケンプフのヘッドを叩き込まれて失点。それでも38分、ソサのクロスから最後はギラシーが押し込んで同点に追いついた。しかし、前半終了間際にCKから勝ち越しゴールを奪われる。後半に逆転を目指したシュトゥットガルトだったが、結局を追いつけずに1-2で敗戦。最下位ヘルタとの差が「3」まで縮まった。
