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鎌田大地が途中出場のフランクフルト、ドルトムントとの直接対決制す!勝ち点7差に広げCL出場権に大きく前進

ブンデスリーガは3日、各地で第27節が行われた。

5位ドルトムントと4位フランクフルトによる直接対決。4ポイント差で追うドルトムントでは、ハーランドやロイスらが先発。一方フランクフルトでは、鎌田大地がベンチスタート。長谷部誠は出場停止でベンチ外となった。

試合は11分、絶好調コスティッチが強引に上げたクロスをヨヴィッチと競ったシュルツが頭に当てるが、自陣ネットに収まりオウンゴールに。フランクフルトが早々に先制する。

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いきなりビハインドを背負ったドルトムントだが、ボールを握りながら試合を進めていく。21分にはDFラインの背後を取ったハーランドが流し込もうとするが、わずかに外れた。25分にもT・アザールのドルブルからハーランドが決定機を迎えたものの、GKトラップのビッグセーブに阻まれた。しかし前半終了間際、ドルトムントはCKから最後はフンメルスが押し込んで同点に追いつくことに成功。1-1で前半を折り返した。

追いつかれたフランクフルトは、後半開始からユネスに代えて鎌田を投入する。48分にはドゥルムのドリブルから鎌田がボックス内フリーでシュートを放ったが、枠の左へ外れる。対するドルトムントは57分にロイスがボックス内でボレーを放つなど、目まぐるしく攻守が入れ替わる激しい展開となっていく。

ドルトムントがやや優勢に進めていた中、フランクフルトは65分に低い位置のFKからコスティッチがクロスを送ると、飛び込んだイルザンカーがヘッドを叩き込んだ。しかしVARレビューの結果、オフサイドでゴールは無効になる。75分には鎌田がドリブルからシュートを放つが、枠の上へ飛ぶ。上位対決らしく一進一退の攻防が続くが、両者1点が遠い。

それでも87分、ついにフランクフルトが勝ち越しに成功。ヨヴィッチがボックス内で粘ると、コスティッチがクロス。これをエースのA・シウバがヘッドで叩き込んだ。これが決勝点となり、2-1でフランクフルトが勝利。勝ち点を50に伸ばし、ドルトムントとの差を「7」にまで広げた。チャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく前進している。

ビーレフェルトは敵地でマインツと対戦。3試合連続で堂安律&奥川雅也が先発したビーレフェルトは、開始3分でロングスローから大ピンチを迎えたが、9分には奥川のクロスで決定機を作る。マインツがやや主導権を握る中、前半はスコアレスで折り返す。

すると56分、ビーレフェルトはボックス内でファウルを犯してPKを献上。これをブロジンスキに決められ、ビハインドを背負う。しかし76分、ゴール手前で得たFKをからフォルクザマーが直接狙い、壁に弾かれたボールをボレーで豪快に叩き込んだ。試合はこのまま終了。1-1で勝ち点1を分け合っている。

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