ブンデスリーガは14日に第21節が行われ、フランクフルトはケルンと対戦した。
現在リーグ戦9試合無敗(7勝2分け)、4位につける絶好調フランクフルト。熾烈な欧州カップ戦争いの中、下位に沈むケルンとの落とせない一戦に臨んだ。好調の鎌田大地は4戦連続、長谷部誠は10試合連続のスタメン入りを果たした。
主導権を握るフランクフルトは、序盤から相手ボックス内に侵入してチャンスを何度も作る。しかし、GKホルンを中心としたケルンの必死の守備に阻まれ、ゴールを奪えない。鎌田の至近距離でのヘッドも、GKの好セーブに阻まれた。鎌田は30分にもボックス内でフリーで決定機を迎えたが、強烈なシュートはまたもGKホルンに弾かれた。精力的に動く鎌田やコスティッチ、A・シルバらが何度もチャンスに顔を出すが、先制点が遠い。
後半に入っても主導権を握るフランクフルトだが、再三のチャンスをなかなか生かせない。53分には、敵ボックス深い位置に侵入したコスティッチのクロスをA・シウバが頭で合わせてネットを揺らしたが、すでにラインを割っていたとしてノーゴールの判定に。
それでも57分、フランクフルトはついに均衡を破る。右サイドからカットインしたドゥルムがシュート。これがボックス内にポジションを取っていた鎌田に当たって前にこぼれると、反応したA・シウバが落ち着いてネットを揺らした。ゴールだけが欠けていたホームチームが、待望の先制点を手にする。
リードを奪ったフランクフルトは、その後押し込まれる展開に。それでも74分には、自陣ボックス内で長谷部が見事なタックルでチームを救うなど、失点を許さない。すると79分、コスティッチのCKにエンディカが合わせて追加点。苦しい時間帯に相手を突き放す。
フランクフルトはそのまま失点を許さず、2-0で勝利。ブンデスリーガ10試合負けなし、勝ち点39で暫定ながら3位に浮上した。
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