kamada-endo-2021-09-13(C)Getty Images

フランクフルト、移籍騒動に揺れたコスティッチ弾も初白星逃す…鎌田と遠藤らの日本人対決も実現

ブンデスリーガ第4節が12日に行われ、14位フランクフルトと12位シュトゥットガルトが対戦。日本人対決が実現した。

フランクフルトは鎌田大地が先発、長谷部誠はベンチスタート。シュトゥットガルトは遠藤航が主将としてスタメンに入り、伊藤洋輝はベンチスタートとなった。

フランクフルトが押し込んでゴールへと迫るものの、なかなか決定機には至らない。22分にはゴール中央で受けた鎌田が流れるような動作から左足でシュートを放つも、惜しくもGKの正面を突いてしまう。

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その後も鎌田の前線への飛び出しを活用し、ボールを動かすフランクフルト。しかし、そこからが続かずシュトゥットガルトのブロックを崩すことができない。42分には鎌田が高い位置でボールを奪って味方へとつなげるが、新加入FWサム・ラマースのシュートはゴール左に外れていく。

スコアレスのまま後半へと推移し、フランクフルトは59分に今夏ラツィオへの移籍騒動に揺れたフィリップ・コスティッチを投入する。直後、ラマースがゴール右から決定機を得るが、シュートはGKに当ててしまい得点は生まれない。コーナーキックからマルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせるが、バーに嫌われる。

70分にはシュトゥットガルトMF伊藤が交代でピッチに入る。そして、ついに79分にスコアが動く。コスティッチがゴール左から得意の左足を振り抜く。ボールは右ポストに当たってゴールへと吸い込まれ、フランクフルトが先制に成功する。

シュトゥットガルトはその後退場者も出て厳しい状況に追い込まれるが、終了間際にドラマが待っていた。シュトゥットガルトがこぼれ球をつなぎ、最後はオマル・マーモウシュが押し込み、同点に追いつく。試合は1-1のまま終了。フランクフルトは今季初勝利をあと一歩のところで逃すこととなった。

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