totti(C)Getty Images

トッティ、C・ロナウドに共感「頂点を味わった後でのけ者にされた時にどう感じるのか…」

元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏が、『Twitch(ツイッチ)』チャンネル「BepiTv1」に出演してインタビューに応じ、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドらについて語った。

2006年にドイツ・ワールドカップ(W杯)で世界の頂点に立ったローマのレジェンドはまず、カタールW杯について言及。「この素晴らしいW杯を生で見ることができるなんて、感慨深い。2006年のイタリア代表だったら間違いなくベスト4に入っていただろうね」と語った。

カタールW杯では、現役最後の大会になるとみられるアルゼンチン代表のメッシがクロアチアとの準決勝において、元ドイツ代表のローター・マテウス氏に並んで史上最多となる25試合目の出場を記録。さらにアルゼンチン代表史上最多となる1大会5ゴール&W杯通算11ゴールをマークするなど、数々の偉業を達成した。

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だがトッティ氏は、悲願のW杯優勝を目指すメッシについて、1986年大会を制したアルゼンチンのスター、ディエゴ・マラドーナ氏を上回ってはいないと主張。「マラドーナはサッカーそのものだ。メッシは世界最強の選手ではあるが、ディエゴには及ばない」との見解を示した。

また、古巣マンチェスター・ユナイテッドへの不満を公言し、W杯期間中に契約を解除して無所属となったC・ロナウドについては、トッティ氏が自身の希望に反して現役引退を余儀なくされた2017年のローマにおけるエピソードと重ね合わせた。

「ここ数カ月のロナウドを見ていると、私自身が経験したことをもう一度目にしているかのような気分になる。彼のことはリスペクトするべきだ。頂点を味わった後でのけ者にされた時、どんな気持ちになるのか、私は分かる」

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