パリ・サンジェルマン(PSG)で活躍するウォーレン・ザイール=エメリが、フランス代表に初招集された時の愉快なリアクションを明かした。
PSGユース出身で2022年の日本ツアーに帯同したことでも大きな話題となったザイール=エメリは、同年8月にわずか16歳でクラブ史上最年少デビュー。ルイス・エンリケ監督が就任した今季はさらに飛躍し、すでに公式戦14試合に出場して2ゴール5アシストを記録するなど、17歳にして完全に主力選手へと成長した。この活躍を受け、ザイール=エメリは11月のインターナショナルウィークでフランス代表に初招集されることになった。
しかし、『ESPN』のジュリアン・ローレンス氏によれば、ザイール=エメリは「初めてフランス代表に招集されたのを見たときは、本当に祝うことができなかった。学校に行かなければならなかったので、学校の宿題に集中していたよ」と語り、代表招集よりも宿題の方に意識が向かっていたようだ。
また、ピッチでは驚異的なプレーを見せているザイール=エメリだが、「家に帰ったら、ただ座ってゲームをしたり、外でぶらぶらしたりはしない。それは自分のためにならないと思う」と、学業に真剣に取り組み、家にいるときは時間を無駄にしないようにしていると主張。加えて、「家族によると、僕のことを話題にしすぎることもあるみたいだけど、僕はお世辞だと思う。気分はいいし、落ち着いているよ」とメディアに注目されることを喜んでいるようだ。
発言を聞いてもまだまだ幼さの残るザイール=エメリ。今回のフランス代表ではどんなパフォーマンスを見せるだろうか。


