フランスサッカー連盟(FFF)は、ノエル・ル・グラエ会長の辞任を発表した。
2011年にFFFのトップに就任したル・グラエ会長。翌年にはディディエ・デシャン監督を招聘し、以降同指揮官の下でフランス代表は2018年ワールドカップ優勝、2020-21UEFAネーションズリーグ優勝に輝き、先のカタール・ワールドカップでも決勝にまで進んでいた。
年明けにはデシャン監督との契約延長を結ぶことに成功したFFFのル・グラエ会長だが、先日のフランス『RMCスポーツ』で発した発言が物議を醸すことに。「私はジダンからの電話を取ることもなかっただろう。私は彼に会ったことはないし、我々はディディエと別れることを考えたこともない」と言及。同国のレジェンドで、フランス代表の次期指揮官候補ともされていたジネディーヌ・ジダン氏に関するこの発言は大きな注目を集め、キリアン・エンバペやジダン氏が所属したレアル・マドリーが同会長の発言を痛烈に非難。FFFの倫理委員の1人は同会長の退任を要求していた。
ル・グラエ会長はこの発言を謝罪したものの、11日にトップの不適切な発言を重く見たFFFは同会長の退任を発表。声明の中で「ノエル・ル・グラエはスポーツ省により実施される監査の最終報告とFFF執行委員会の調査結果が出るまで連盟の会長としての職から退くことを選んだ」と伝えた。
