Didier Deschamps - France-Allemagne.Getty

「追加点が欲しかったが、十分な結果」仏指揮官デシャン、独撃破でEURO白星発進に満足感

EURO(ユーロ)2020初戦、ドイツを下して白星発進となったフランス代表指揮官、ディディエ・デシャンが喜びのコメントを口にした。

現地時間15日に行われたEURO2020グループF、フランスvsドイツは前半20分、フランスが左からクロスを入れると、マッツ・フンメルスのクリアミスによってオウンゴールとなり、これがフランスの先制点に。

その後もフランスは2度ドイツのネットを揺らす場面もあったが、これらはオフサイドと判定され、結果的にこの試合唯一の得点はフンメルスのOGのみ。1-0でフランスが初戦をものにしている。

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試合後、フランスのデシャン監督は強豪ドイツ相手の初戦勝利に「安全のためには追加点が欲しかった。だがこの結果は十分なもの」と語り、安堵の表情を浮かべた。『M6』に対して語っている。

「やはりセーフティーリードという点を考えたら、1点差は難しいもの。結果的に2点目は遠かったが、チームは徐々に良くなっていったし、後半もある程度苦しまずに戦えた。クオリティと才能がひしめき合ったゲームとなったね」

「守備陣もよくやってくれた。私は彼らについて何ができるのかをよく知っている。選手たちのフィジカルも心配はなかった。準備も万全だったし、グループに向けて調整は順調だったからね」

デシャン監督は「ドイツ戦で守備は本当に素晴らしかったと思う。ただ、この総合的な力を継続させなければならない。選手個々の才能は十分なもの。あとはそれをどう維持させ、ピッチ上で示していくかが重要だ」と語り、次節以降も継続して力を出すことの重要性を説いた。

フランスは第2節でハンガリーと、第3節でポルトガルと戦う。次戦はハンガリーを下して、グループ勝ち上がりに大きく近づくことはできるのか。そして前回大会ファイナルのリベンジをポルトガル戦で達成できるのか、注目が集まる。

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